jssst sig-ppl

第18回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ
PPL 2016

日程: 2016年3月7日(月) 〜 9日(水)
会場: 岡山県玉野市たまの温泉「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル
〒706-0028 岡山県玉野市渋川2-12-1
主催: 日本ソフトウェア科学会 プログラミング論研究会

PPL 2016 は 148 名の皆様にご参加いただき,盛会のうちに終了しました.どうもありがとうございました.PPL 2017 でまたお会いしましょう!

2016年3月2日追記:希望者多数のため,PPL初日と最終日にJR岡山駅と会場の間の貸切バス(利用無料)を運行します. 初日は岡山駅発11:00および12:00,最終日はホテル発13:30および14:00です. JR児島駅と会場の間のホテル送迎バスも無料で利用可能です. 詳細は交通案内のページを御覧ください. 公共交通機関の混雑を避けるため,可能でしたら貸切バス・送迎バスのご利用をお願いします.

おしらせ

論文賞・発表賞

PPL2016論文賞
Akira Tanaka(1), Reynald Affeldt(1) and Jacques Garrigue(2) ((1)National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (2)Nagoya University) Formal Verification of the rank Function for Succinct Data Structures
森畑 明昌 (東京大学大学院総合文化研究科) 代数的性質に基づくラムダ式の並列評価
PPL2016発表賞(学生の部)
Yuya Uezato (University of Tsukuba) Synchronized Recursive Timed Automata
新屋 良磨 (東京工業大学 数理・計算科学専攻) 言語の測度に基づく非正規性の証明技法
PPL2016発表賞(一般の部)
浜名 誠 (群馬大学 理工学府) プログラミング言語研究のための(高階)項書換え系入門
PPL2016ポスター賞
井上 健太 (千葉大学大学院) 3人の賢者の問題とその推論の妥当性のCoqにおける証明

PPL2016論文賞は,カテゴリ1採択論文のうち独創的なアイディアや顕著な成果を含むものとしてPPL2016プログラム委員会により選定された論文です. PPL2016発表賞,ポスター賞はそれぞれ,PPL参加者の投票により「最もよいと思った発表」として最多の票を集めたものです(発表賞 学生の部は同数でした).

参加登録要領

参加登録要領のページをご覧ください.参加登録の締切は2016年2月22日です.どうぞお早めにご登録お願いいたします.参加登録,宿泊・食事予約,および費用のお支払いは,これまでと同様に日本旅行提供のWebサービスを通して行って頂きます.

目的および概要

PPL2016は,プログラミングおよびプログラミング言語に関する研究者が一堂に会し,最新の研究成果の発表, および新たな研究課題についての討論やアイディア交換等を行うことを目的とした,合宿形式のワークショップです. プログラミングおよびプログラミング言語の理論・設計・実装・処理系などに関する研究発表を, カテゴリ別に幅広く募集します.

カテゴリ1: 国内外で未発表の論文の発表
カテゴリ2: 国際会議・学術雑誌等で既発表であるが,国内では未発表の研究の紹介
カテゴリ3: ポスター・デモ発表(既発表・未発表の別を問いません)
カテゴリ4: サーベイ・チュートリアル発表(既発表・未発表の別を問いません)

カテゴリ1の採択論文の中から,特に独創的なアイディアや顕著な成果を含むものに対して論文賞を授与する予定です. また全論文発表と全ポスター・デモのなかから,聴衆の投票によりそれぞれ, 最も優秀な論文プレゼンテーションには発表賞(一般の部,学生の部,既受賞者は除く), 最も優秀なポスター・デモにはポスター賞を授与する予定です.

募集要項

カテゴリ1 (国内外未発表論文)

完成した理論やシステムの研究発表のみならず,萌芽的なアイディアや問題点の提示等も歓迎します. 発展途上の研究内容も積極的に採録する方針です(ただし,PPLでの発表として相応しくないと判断される場合は, この限りではありません).

また,カテゴリ1で発表された研究については,会場での討議や査読コメントをもとにその完成度を高め, 将来の学術雑誌・会議等での業績に結び付けることを奨励しています. そのため,予稿集の配布はウェブを用いる場合を含め,参加者のみへの限定的なものとします.

カテゴリ1で発表された研究のうち,PPL2016プログラム委員会により優れていると認められたものは, PPL2016終了後(2016年4月下旬予定),「コンピュータソフトウェア」誌のPPL2016推薦論文としての投稿が可能です. 推薦論文は,PPLプログラム委員が引き続き査読を行うことによる,迅速な査読プロセスを特長としています.

カテゴリ2 (国外既発表論文)

査読付の国際会議または学術雑誌等で既発表であるが国内では未発表である研究を紹介する場です. 採録決定済みの研究も含みます.PPLへの関連をもとに採否を判定いたしますが, 申し込み多数の場合はプログラム委員会での選考により,発表をご遠慮いただく可能性もございますので, その旨をご了承の上ご投稿ください.

カテゴリ3 (ポスター・デモ発表)

2時間程度のセッション内でのポスター発表またはデモ発表です.既発表・未発表の別を問いません. PPLへの関連をもとに採録を判定いたします.また,申し込み多数の場合はプログラム委員会での選考により採否を決定します. 会場の状況により,ポスターの常設展示を可能とします.ショートプレゼンテーションは行いません.

カテゴリ4 (サーベイ・チュートリアル発表)

研究動向の紹介(発表者の研究も含む)や分野間の相互理解と参加者の知識の底上げとなる発表を募集します. 既発表・未発表の別を問いません. 発表後,発表スライドをPPL2016ウェブページ上にて公開して頂く予定です. PPLへの関連,著者の研究発表実績,トピックや切り口の興味深さをもとに,プログラム委員会で選考致します.

投稿・発表申込要領

すべてのカテゴリの投稿・発表について,次のURLから申し込んでください.

https://www.easychair.org/conferences/?conf=ppl2016
申込にあたってはEasyChairのアカウントが必要です. 4つのカテゴリそれぞれに対する申込要領の詳細は以下の通りです.

カテゴリ1 (国内外未発表論文)

投稿手続きは2段階です.発表申込を行った上で論文提出を行ってください.

発表申込締切 2015年12月28日(月) 17:00 (JST) [延長しました]

著者名,所属,論文タイトル,論文概要(日本語300〜400字程度もしくは英語200 words 程度), キーワード(3つ以上)を提出してください.

論文提出締切 2016年1月12日(火) 17:00 (JST) [延長しました]

10ページ程度(最大15ページ)の論文(日本語もしくは英語,PDF形式. 下記に指定のスタイルファイルを利用のこと)を提出してください.

採否通知 2016年2月2日(火)
最終原稿提出締切 2016年2月15日(月)

採録された論文の最終原稿の提出方法は,採否通知にてお知らせいたします. ページ数制限は投稿版と同じ予定です.

(注) 採録された論文等著作物は,日本ソフトウェア科学会著作権規定にもとづいて利用されますので,予めご確認ください.

(注) 投稿論文と類似の論文を,他の会議(予稿集を出版するもの)・論文誌などに同時投稿する場合は, 査読の有無に関わらず,その旨を発表申込および論文提出の際に明記してください. PPLでは同時投稿の事実のみをもって論文を不採録とすることはありませんが, 採否の決定に利用する場合があります(他の会議との重複を避けるため,発表内容についての条件付採録とすることもあります).

カテゴリ2 (国外既発表論文)

発表申込時に採録が決定している国際会議および国際学術雑誌等の発表論文が対象です.理論系だけではなく実装系の論文の投稿も歓迎いたします.

発表申込締切 2016年1月25日(月) 17:00 (JST)

原論文(ページ数不問,PDF形式)と論文概要(テキスト形式)を,著者名,所属,論文タイトル,キーワード(3つ以上)と併せて提出してください. 論文概要にて,原論文の出典(発表会議名,掲載済/予定の別等を含む)についても明記してください.

採否通知 2016年2月5日(金)

カテゴリ3 (ポスター・デモ発表)

ポスター・デモの区別を行わずに募集いたします.デモを行う場合は,発表概要においてその旨を説明してください.

発表申込締切 2016年2月8日(月) 17:00 (JST)

希望する発表形態(ポスター・デモの別)を明記して, 著者名,所属,発表タイトル,発表概要(200〜300字程度),キーワード(3つ以上)を提出してください.

採否通知 2016年2月15日(月)

カテゴリ4 (サーベイ・チュートリアル発表)

発表申込締切 2016年1月25日(月) 17:00 (JST)

著者名,所属,発表タイトル,キーワード(3つ以上),発表概要 (3ページ以内,PDF形式. 目的,カバーする話題,想定する聴衆,必要な知識の記述を含むもの)を提出してください.

採否通知 2016年2月5日(金)

ワークショップ全般に関する問い合わせ先

ppl2016-oc[at]logic.cs.tsukuba.ac.jp ([at]を @ に置き換えてください)

原稿用スタイルファイル

カテゴリ1の原稿作成の際に下記のスタイルファイルをご利用下さい.

スタイルファイル jssst_ppl.cls
使用例(カテゴリ1) template.tex

運営組織

プログラム委員会

プログラム共同委員長青戸 等人新潟大学
プログラム共同委員長鵜川 始陽高知工科大学
安部 達也千葉工業大学
岩崎 英哉電気通信大学
上野 雄大東北大学
江本 健斗九州工業大学
角谷 良彦東京大学
河内谷 清久仁日本IBM
木村 大輔東邦大学
櫻井 孝平金沢大学
佐藤 重幸東京大学
佐藤 芳樹東京大学
佐藤 亮介東京大学
滝本 宗宏東京理科大学
田辺 良則鶴見大学
対馬 かなえ国立情報学研究所
平井 洋一FireEye Dresden
平石 拓京都大学
森口 草介関西学院大学
八杉 昌宏九州工業大学
横山 哲郎南山大学

組織委員会

組織委員長海野 広志筑波大学
塚田 武志東京大学
対馬 かなえ国立情報学研究所
松田 一孝東北大学
末永 幸平京都大学
上野 雄大東北大学
プログラム共同委員長青戸 等人新潟大学
プログラム共同委員長鵜川 始陽高知工科大学

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